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[wip] Active Directoryの構築 2 (ADCS編)

ADCS構築

0. ADCSをADに参加させる

ADDSの操作

  1. サーバーマネージャーの「ツール」>「Active Directory ユーザーとコンピューター」をクリックする image

  2. AD用のOUを右クリックし、「新規作成」>「ユーザー」をクリックする
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  3. ADCS用のユーザーを作成する
    ここでは、adcsというユーザーを作成する
    ユーザーログオン名にはadcsを入力し、「次へ」をクリックする
    image image image

  4. 作成したADCS用のユーザーを右クリックし、「プロパティ」をクリックする image

  5. 「所属するグループ」タブをクリックし、「追加」をクリックする image

  6. グループを検索して追加するために、「詳細設定」をクリックする image

  7. 共通クエリの名前に「Domain Admins」を入力し、「検索」をクリックし、「Domain Admins」を選択し、「OK」をクリックする
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  8. 同じように「Enterprise Admins」を追加する
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  9. 「OK」をクリックする
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  10. 「適用」をクリックし、「OK」をクリックして、プロパティを閉じる

参考: Domain AdminsEnterprise Adminsとは

  • Domain Admins: ドメイン全体の管理者権限を持つグループ
  • Enterprise Admins: フォレスト全体の管理者権限を持つグループ

ADCSはドメイン全体の管理者権限が必要なため、Domain AdminsEnterprise Adminsに追加する 参考: Install the Certification Authority

ADCSの操作

  1. ホスト名をADCSに変更する
    1
    
    Rename-Computer -NewName "ADCS"
    
  2. IPアドレスを192.168.10.102に変更する
    1
    
    Get-NetIPAddress | New-NetIPAddress -AddressFamily IPv4 -IPAddress 192.168.10.100 -PrefixLength 24
    

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  3. DNSをADDSに向ける
    1
    
    Set-DnsClientServerAddress -InterfaceIndex 4 -ServerAddresses 192.168.10.100
    

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  4. 「システムの詳細設定」を開き、「コンピューター名」タブをクリックし、「変更」をクリックする
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  5. 「コンピューター名/ドメインの変更」で「ドメインに参加」を選択し、「ドメイン名」にr74tech.localを入力し、「OK」をクリックする
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  6. ドメイン参加のためにユーザー名とパスワードを入力し、「OK」をクリックする image

  7. 「OK」をクリックする image

  8. 「他のユーザーでログイン」をクリックし、サインイン先がNetBIOS ドメイン名になっていることを確認し、ログインする image

1. 証明書サービスのインストール

  1. サーバーマネージャーの「管理」>「役割と機能の追加」をクリックする image

  2. 「役割と機能の追加ウィザード」が表示されるので、「次へ」をクリックする image

  3. 「インストールの種類」で「役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選択し、「次へ」をクリックする image

  4. 「サーバーの選択」で「サーバー」を選択し、対象のサーバーを選択し、「次へ」をクリックする image

  5. 「役割の選択」で「Active Directory 証明書サービス」を選択する image

  6. ポップアップが表示されるので「機能の追加」をクリックする image

  7. 「機能の選択」では追加するものはないので「次へ」をクリックする image

  8. 「Active Directory 証明書サービス」の説明が表示されるので「次へ」をクリックする image

  9. 「役割サービスの選択」で「証明機関」を選択し、「次へ」をクリックする image

  10. 「インストールオプション」で「再起動後に自動的に必要なサービスを追加する」はチェックを入れ、「インストール」をクリックする
    ここでは、撮影のためにチェックを入れていないが、実際にはチェックを入れることを推奨する image

  11. インストールが完了すると「構成が必要です。HOSTでインストールが正常に完了しました」と表示されるので、「閉じる」をクリックする image

2. 証明書サービスの構成

  1. サーバーマネージャーの「通知」に展開後構成タスクが表示されるので、「対象サーバーにActive Directory 証明書サービスを構成する」をクリックする image

  2. 「資格情報」で<NetBIOS ドメイン名>\adcsを入力し、「次へ」をクリックする image

  3. 「役割サービスの選択」で「証明機関」を選択し、「次へ」をクリックする image

  4. 「CAのセットアップ」で「エンタープライズCA」を選択し、「次へ」をクリックする image

  5. 「CAの種類」で「ルートCA」を選択し、「次へ」をクリックする image

  6. 「秘密キー」で「新しい秘密キーを作成する」を選択し、「次へ」をクリックする image

  7. 「暗号化」では「SHA256」を選択し、「次へ」をクリックする
    基本的には暗号化プロバイダーはデフォルトのRSA#Microsoft Software Key Storage Providerから変更する必要はない
    キーの長さは2048ビット以上を推奨し、ハッシュアルゴリズムはMD5などの脆弱なアルゴリズムは使用しない方が良い
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  8. 「CAの名前」では基本的にはデフォルトのままで問題ないが、必要に応じて変更する
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  9. 「CAの証明書の有効期間」では「5年」を選択し、「次へ」をクリックする image

  10. 「データベースの場所」ではデフォルトのままで問題ないが、必要に応じて変更する image

  11. 「概要」で設定内容を確認し、「構成」をクリックする image

  12. 「構成が完了しました」が表示されるので、「閉じる」をクリックする image

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